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USBメモリをバックアップする理由
USBメモリは年々大容量・低価格化している上に種類も豊富です。
しかし、久しぶりに内容を確認してみたら保存していたファイルが使えなくなっていて困ったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ハードディスクですと、外付けでつないで異常のない部分(セクター)のデータを取り出せることもありますが、USBメモリの場合は一気に全滅…ということも多いので、バックアップをとっておくことをおすすめします。
別のUSBメモリにバックアップ
USBメモリをバックアップする上で、一番簡単な方法は「他のUSBメモリにバックアップ」することです。
USB内のデータをコピーしてPC上に保存し、コピーしたデータをバックアップ用USBメモリにアップすればバックアップができます。
先述のようにUSBメモリは大容量化しているので、新しい大容量USBメモリに複数のUSBメモリの内容をコピーしたり、タイミングごとにフルコピーして世代管理することもできます。
パソコンにバックアップ
USBメモリに保存することとの大きな違いは「失くしにくい」という点があります。
USBメモリを使っていて故障によるデータ消失と同じくらい困ることが、「物理的な紛失」ではないでしょうか。
どこかに紛れ込んでしまって見つからない、訪問先での忘れ物、移動時にどこかで落としてしまっている、カバンごと盗難された…などなど、アプリ・ソフトは再インストールで対応できても、作成したデータは“一点物”なのでバックアップをとっていないUSBを紛失してしまった場合の影響は計り知れません。
一定のタイミングでパソコンにデータをバックアップすることもお勧めします。
バックアップを自動でするフリーソフト
手動でバックアップを取る以外にも、専用のソフトウエアを使ってバックアップを取ることもできます。
無料のフリーソフトでも自動化、世代管理、圧縮、暗号化、差分、増分…など、用途に合わせた高機能のものもあるのでご紹介します。
「窓の杜」「ベクター」などのダウンロードサイトには、多くのフリーソフトがジャンル・カテゴリに分けて登録されています。
「窓の杜」はインプレス社、「ベクター」はソフトバンク子会社が運営しているサービスで、20年以上の運営の中で数度という、ごく稀にコンピュータウイルス感染ソフトが登録されていた事例がありますが、安心して利用できるサイトです。
気になるソフトをダウンロードして試してみてはいかがでしょうか。
【無料】同期・バックアップのソフト一覧 - 窓の杜 (impress.co.jp)
Vector: トップ / ダウンロード / Windows10/8/7/Vista/XP/2000/NT / ユーティリティ / バックアップ
データバックアップのおすすめフリーソフト
「FastCopy」無料の高速ファイル・コピーツール
多くのソフトがあるので、どれを使うのか迷ってしまった場合におすすめなのが「FastCopy」です。(Windows専用)
(作者・白水啓章氏サイト内)
プログラムのサイズが小さいのでUSBに保存していても容量を圧迫することなく持ち運びができます。
エクスプローラでのコピーに比べて高速で実行されるうえに、
プルダウンメニューで、
・「差分」(同じファイルがある場合上書き無し/サイズもしくは日付が違う場合のみコピー/日付が新しい場合のみコピー)、
・「コピー」(全上書き)、
・「同期」(コピー先をコピー元と同じ状態にする)、
・「移動」(上書きコピーした上でコピー元を全削除)
など、簡単に用途に合わせた処理を行うことができます。
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