USBメモリが故障する原因
●部品の品質がよくない
USBメモリにはコントローラーと記録用の2つがチップが搭載されています。低品質なチップほど故障する確率が高いため、USBメモリの価格の違いはチップの品質から生じていることが多いです。
チップの製造時、品質検査で不良となったチップが、低コスト向けのUSBメモリに使用されるケースがあります。製造メーカーの記載がなかったり、景品で配られるようなUSBメモリは安価な海外製の記録チップが使われていることが多いです。
●品質が高いUSBメモリ
SONYのUSBメモリ東芝製のチップが使用されています。
●ノンブランドのUSBメモリ
メーカー名やモデルの記載が一切なし。チップ上にメーカーの記載が無い。解析をしてもデータが消失していることが多いのも低品質チップの特徴です。
●景品で配布されたUSBメモリ
左が一般メーカーの内部構造。右が安価なコストで製造されたUSBメモリの基板。内部構造もシンプルです。
●■珍しい構造のUSBメモリ
マイクロSDカードがUSB内の基板に接続されていました。おそらくコストダウン目的で余剰パーツを組み合わせて製造されたUSBメモリです。
●チップの劣化、寿命
USBメモリには使用回数に限度(理論値・推奨値)があります。使用頻度が高いなら寿命は3~4年とお考えください。
アクセスが一瞬遅れるなど違和感があるなら劣化しています。5年以上経過しているなら交換が望ましいです。
⇒ 壊れないUSBメモリの選び方
●静電気
USBメモリを挿したタイミングで静電気や過電流の影響でデータが無くなったと推測される事例は少なくありません。一瞬の出来事になるため原因を特定するのは難しいです。冬場にUSBを差したタイミングで「パチッ」となったり、停電の後であれば電気トラブルです。
●アップデート失敗や操作ミス
操作間違いならデータは残っているため回復が可能です。
●個体の不具合
たまたま運悪く壊れやすい物に当たってしまったケースです。
使用頻度が低かったり、購入してすぐに壊れる初期不良が発生することがあります。電子機器にも製品の個体差があるためです。
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